2013-09-14

阿川泰子 / All Right With Me

阿川泰子84年の10thアルバム「オール・ライト・ウィズ・ミー」！ジャズ・ヴォーカリストという肩書きながら、デビュー以来実質的にはAORやブラジリアン・フュージョン系のアルバムがほとんどだった彼女が、10作目という事で原点回帰。大物トミー・フラナガン・トリオをバックに迎えてのジャズ・スタンダード12曲収録。シンプルなピアノ・トリオで、当時ジャズ・ファンなら「待ってました！」という感じだったのでは？

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2013-09-14

大橋純子 / フィーリング・ナウ

歌謡曲〜和モノ関連

70〜80年代シティ・ポップスを代表する女性歌手、大橋純子74年のファースト・ソロ・アルバム「フィーリング・ナウ」！スタイリスティックス、ダイアナ・ロス、レオン・ラッセル、ホリーズ、フィフス・ディメンション、シャルル・アズナブール等々、当時の洋楽ヒット曲の英語詞、邦訳カヴァーを中心に、なかにし礼＆井上忠夫作の「突然炎の如く」、「鍵は返して！」を合体させた構成。大橋純子の洋楽志向が明らかなアルバムで、その歌唱力、とりわけ伸びやかな高音は、今聴いてもゾクゾクするほど素晴らしい！シングル用の楽曲もまさに「70年代歌謡曲」の魅力が詰まった「情念歌謡グルーヴ」でこちらも最高です！近年は「美乃屋」関連の作品が「ジャパニーズ・シティ・ポップス」名盤として再評価著しいですが、このファーストは和モノ・ソフトロック、フリーソウル系ファンにオススメです。超オススメ！

2013-09-14

杏里 / Feelin'

歌謡曲〜和モノ関連

「80年代J-Popの女王」杏里、大ブレイク前の79年セカンド・アルバム「フィーリン」！収録曲の大半を尾崎亜美が楽曲提供、バックを坂本龍一、高橋幸宏、小原礼、後藤次利、鈴木茂、松任谷正隆等々、サディスティックス〜キャラメル・ママ関連のスタジオ・ミュージシャンが務めた「ジャパニーズ・シティ・ポップス」大名盤！「コルドバの踊り子」、「ブルー・ムーン」、「スリップウェイ」、「地中海ドリーム」、「ときめき」等、尾崎亜美作品をはじめ全曲最高ですが、個人的には「スリップウェイ」、「地中海ドリーム」辺りが「推し曲」！まだアイドル調の杏里のヴォーカルもキュート！これは超オススメ盤です。

2013-08-29

Pointer Sisters / Energy

ソウル〜R＆B関連ディスコ関連

リチャード・ペリーが立ち上げた「プラネット・レーベル」第一弾として78年にリリースされた「ポインター・シスターズ/エナジー」！メンバーからパトリシアが抜け3人組となり、「ブルーサム」から移籍し新たなスタートを切ったアルバム。ポインター・シスターズの卓越したヴォーカル＆コーラスでロックを歌わせたらどうなるか？というコンセプトで制作され、ジェフ・ポーカロ、デヴィッド・ペイチ、ダニー・クーチマー、ワディ・ネクテルといった腕利きをバックに、スティーリー・ダン「Dirty Work」、スティーヴン・スティルス「As I Come of Age」、ブルース・スプリングスティーン「Fire」、ロギンス＆メッシーナ「Angry Eyes」といったロック・カヴァーを中心にした構成。やはり彼女たちのスキャットが聴けるB5「Everybody Is A Star」が一番の聴きモノ！

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2013-08-29

Parliament / Chocolate City

ソウル〜R＆B関連

「パーラメント」がいよいよ本格的に「Pファンク」へと舵を切った75年の大名盤サード「チョコレート・シティ」！ブーティ・コリンズのボコボコにウネるベースと、ゲイリー・シャイダーのワウワウ・ギターの絡みが最高過ぎるA2「Ride On」、更にバーニー・ウォーレルのクラヴィネットが絡むA3「Together」、バーニーのクラシカルなピアノとシンセのみをバックに気合満点で歌われるB1「Let Me Be」、スライ＆ザ・ファミリー・ストーン的なアゲアゲ系ファンクB4「Big Footin'」等々、オシッコチビりそうになるくらいカッコ良い大名盤！超オススメ！

2013-08-29

Tower Of Power / We Came To Play

ソウル〜R＆B関連

米西海岸オークランドの白黒混合ブラス・ファンク・バンド「タワー・オブ・パワー」、78年「コロムビア」移籍第一弾「We Came ToPlay」！「ブッカーT＆MGズ」でおなじみスティーヴ・クロッパー・プロデュース。分離の良い洗練されたサウンドが特徴で、キーボードのチェスター・トンプソンの弾くアナログ・シンセ＆クラヴィネットのサウンドが印象的。

2013-08-29

V.A. / Defected In The House - Deep, Down & Discofied Eivissa '05 Part Three

ソウル〜R＆B関連ディスコ関連フリーソウル関連

UKの人気クラブ〜ダンス・ミュージック・レーベル「Defected」看板シリーズ「In The House」！同レーベルのドンSimon Dunmore選曲による「イビザ」シリーズ2005年版パート3！このパート3は「イビザ・ハウス」の原点というべき80年代ダンス〜ディスコ・クラシック、チルアウト感溢れる70年代ソウル・ミュージックを3枚組みに14曲収録！とりわけ秀逸なのはC面で、アース・ウィンド＆ファイヤー、ジョン・ルシアン、アーロン・ネヴィル、ビル・ウィザーズの名曲つるべ打ち！このチル感覚がイビザ感なのかもしれません。レイ・バレット→ダニー・ハザウェイと続くF面も良い！その他インナーライフ、セローン等ガラージ名曲も収録！ガラージ・ファン、フリーソウル・ファン必聴の超お買い得コンピレーションです！収録曲は以下の通りです。

SideA
1. Sinnamon / Thanks To You
2. Melba Moore / Standing Right Here

SideB
1. Tomorrows Edition / You Turn Me On
2. Chantal Curtis / Get Another Love

SideC
1. Inner Life / Moment Of My Life
2. Cerrone / Music Of Life

SideD
1. Jon Lucien / Would You Believe In Me
2. Aaron Neville / Hercules

SideE
1. The Jammers / What Have You Got To Loose
2. Thelma Houston / I'm Here Again

SideF
1. Ray Baretto / Pastime Paradise
2. Donny Hathaway / The Ghetto (Album Version)