2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧

Natural Four / S.T.

リロイ・ハトソン肝いりヴォーカル・グループ「ナチュラル・フォー」、リロイ・ハトソン・プロデュースで「CURTOM」から74年にリリースした事実上のファースト・アルバム。彼らの最大のヒット曲であるA1「Can This BeReal」、津波のように押し寄せるコーラス…

O.S.T.(Willie Hutch) / Foxy Brown

クエンティン・タランティーノの「ジャッキー・ブラウン」で映画ファンにもおなじみ、「コフィ」主演でも知られるブラック・スプローテイション・ムーヴィ・カリスマ女優、パム・グリアー主演の74年「フォクシー・ブラウン」サントラLP!プロデュースは70年…

O.S.T.(Herbie Hancock) / The Spook Who Sat By The Door

ブラック・スプローテーション・ムーヴィ73年名作「ブラック・ミッション〜反逆のエージェント」(原題は「受付係の黒ん坊」、だそうです。原作:サム・グリンリー、監督・イヴァン・ディクソン。原作はUSでは出版禁止でロンドンで出版された)のサントラ、U…

O'Jays / Collector's Item

フィラデルフィア・ソウルを代表する名グループ「オージェイズ」77年にリリースされた2枚組みベスト盤。収録曲は以下の通りです。Side1 1. Family Reunion 2. Survival 3. Give The People What They Want 4. Let Me Make Love To YouSide2 1. I Love Music …

稲垣次郎とリズム・マシーン / ビートルズ・ヒット!ヒット!

和ジャズの名テナー・サックス奏者、稲垣次郎が自身のグループでビートルズの名曲をインスト・カヴァー、69年に「日本コロムビア」からリリースした「ビートルズ・ヒット!ヒット!」。荒川康男が編曲を担当。時代もあってかサウンドはやはり「サイケデリッ…

岡林信康 / オンステージ〜日比谷大音楽堂 ''狂い咲きコンサート・ライヴ''

72年にビクターの名門フォーク・レーベル「SFシリーズ」からリリースされた、岡林信康71年7月28日日比谷大音楽堂における「狂い咲きコンサート」から12曲を収録したライヴ盤!バックの演奏を「ヒロ柳田グループ」が担当し、重厚感のあるフォーク・ブルース・…

O.S.T. / 汚れた英雄 オリジナル・サウンド・トラック

角川春樹監督、大藪晴彦原作、草刈正雄主演、木の実ナナ、浅野温子、レベッカ・ホールデン出演の年角川映画「汚れた英雄」サウンドトラックLP!バイクのロードレースがテーマの作品なので疾走感のあるロックや情緒的なバラードのインストゥルメンタルが中心…

O.S.T. (女囚701号「さそり」、銀蝶流れ者「牝猫博奕」)/ 梶芽衣子の魅力

70年代を代表する「アネゴ系美人女優」梶芽衣子。90年代以降、彼女主演の東映映画サウンドトラックは「和製ドラ猫ファズ・ロック」としてCD再発され、日本だけでなく欧米でもマニアックな人気を博しています。70年代は「テイチク」が東映やくざ系映画を映画…

ヴァージンVS / ヴァージン

「テクノポップ」ブーム真っ盛りの81年に、あがた森魚が変名(A児)として結成した「ブリキ・ロック」バンド「ヴァージンVS(ヴイズ)」ファースト・アルバム!「ロンリーローラー」が「探偵同盟」、「さらば青春のハイウェイ」が「翔んだライバル」と2曲も…

いしだあゆみ / ベストアルバム

日本を代表する女優いしだあゆみ。歌手としての全盛期だった「日本コロムビア」時代、69年から77年までの14曲入りベスト盤!「ブルー・ライト・ヨコハマ」、「あなたならどうする」といった名曲をはじめ、全篇歌詞に見られる「ウェットさ」のかけらもない「…

UA / 11

UA96年の記念すべきファースト・アルバム「11」の限定プレス2枚組みアナログLP!11曲の楽曲それぞれ別のプロデューサーを起用しバラエティに富んだサウンドですが、UAのヴォーカルで見事な統一感を醸し出しています。収録曲は以下の通りです。SideA 1. リズ…

遠藤賢司 /東京ワッショイ

「エンケン」こと遠藤賢司が79年に「ベルウッド」からリリースした「ジャパニーズ・ロック不滅の金字塔」の一枚。「四人囃子」及び山内テツがバックを務め、佐久間正英の大胆なシンセ・サウンドを取り入れてテクノ・ポップ的なアプローチですが、あくまで表…

大瀧詠一 / ファーストアルバム

日本を代表する「ポップ職人」大瀧詠一が72年に「ベルウッド」からリリースしたファースト・ソロ・アルバム!ザ・バンドやリトル・フィート系のファンキー・グルーヴィなバンド・サウンドと、大瀧氏のユーモアとリズム感溢れる歌詞のマッチングが最高の日本…

ザ・ヴィーナス / ラブ・ポーションNo.1

81年「キッスは目にして」で華麗にデビューした同曲収録の「ザ・ヴィーナス」ファースト・アルバム。「キッス〜」のイメージが強過ぎてほとんど一発屋扱いのグループですが、全曲英語DJで繋ぐ「擬似ラジオ番組」スタイルで、ポール・アンカ「Danny」、ビーチ…

高中正義 / Ocean Breeze

高中正義バンドの80〜81年ツアー「Power Play」から収録された82年のライヴ・アルバム「Ocean Breeze」!初期の曲を盛り込んだ「Medley」、超ファンキーなギター・プレイが聴きモノの天龍源一郎の入場テーマ曲「Thunder Storm」、こちらも人気曲「Finger Dan…

高橋幸宏 / …Only When I Laugh

高橋幸宏86年の「T・E・N・T」レーベル第2弾アルバム「…Only When I Laugh」!名曲「Weekend」、「今の僕から…」、「Moonlight Feels Right」をはじめ「プリファブ・スプラウト」や「クレプスキュール」の様なネオアコ系キラキラ・ポップス名盤!幸宏ソロの…

高橋幸宏 / ワンス・ア・フール - 遥かなる想い

YMO「散開」後、「キャニオン」に移籍。レーベル「T・E・N・T」を設立し、自身のアルバムや「ビートニクス」の活動を行っていた高橋幸宏85年のアルバム「ワンス・ア・フール〜遥かなる想い」。レコード会社のカラーもあってか、とにかく聴きやすい全篇超ポッ…

高橋幸宏 / Time And Place

高橋幸宏84年ソロ初のライヴ・アルバム「タイム・アンド・プレイス」!83年8月の「渋谷公会堂」公演を収録したもの。メンバーは鈴木慶一、立花ハジメ、ビル・ネルソン、デヴィッド・パーマー。「アルファ」時代の「幸宏ベスト」をダイナミックなライヴ演奏で…

高橋幸宏 / 薔薇色の明日

高橋幸宏83年ソロ5thアルバム「薔薇色の明日」!「君に胸キュン」にはじまるYMOの「浮気なオジサン」路線活動再開の後に制作され、こちらも「幸宏流ポップス」を極める素晴らしい出来で、彼の最高傑作と評するファンも多数!「My Bright Tomorrow」、「蜉蝣…

高橋幸宏 / What, Me Worry

高橋幸宏82年ソロ4thアルバム「What, Me Worry〜ボク、大丈夫!!」!前作「ニウロマンティック」の「プロフィット5+生ドラム」というスタイルを更に過激に、骨っぽさを増した内容で、A2「It's Gonna Work Out」やA4「The Strange Of Session」、ビートルズB5…

高橋幸宏 / ニウロマンティック

高橋幸宏81年ソロ・サード・アルバム「ニウロマンティック〜ロマン神経症」!タイトルは当時ニューウェーヴの最新トレンドだった「ニュー・ロマンティック」から。アナログ・シンセ「プロフィット5」を駆使した耽美かつ幽玄なサウンドと、重量感のある生ドラ…

The Lounge Lizards / S.T.(ハーレム・ノクターン)

ジョンとエヴァンのルーリー兄弟を中心に、アート・リンゼイ、スティーヴ・ピッコロ、アントン・フィアのリズム隊というニューヨークの先鋭5人が結成した「ラウンジ・リザーズ」81年にリリースした名盤ファースト・アルバム。当時は自ら「フェイク・ジャズ」…

Joe Walsh / Barnstorm

ジェイムズ・ギャングやイーグルスの活動で知られる名ギタリスト、ジョー・ウォルシュが72年に発表したファースト・ソロアルバム。アルバムタイトルの「バーンストーム」はこのアルバムの為に結成されたバンド名だが、レコード会社がソロ名義のリリースにこ…

Jeannie C. Riley / Harper Valley P.T.A.

ジェニー・C・ライリーは「グラミー賞」で最優秀カントリー女性歌手に輝いた事もある実力派シンガー「架空の村に住む人々」をコンセプトに68年に制作されたこのアルバムは90年代「モンド・ミュージック」ブームの中で再評価された超カルト・アルバム!このア…

Bob Dylan & The Band / The Basement Tapes

ボブ・ディランが66年7月にバイク事故に遭い休養中の67年に、ザ・バンドと共にウッドストックの「ビッグ・ピンク」地下室で録音されたセッション音源。音源自体はブートレッグで出回っていた為、10年後の75年に初めてオフィシャルでリリースされた2枚組みア…

The Forum / The River Is Wide

「エキゾの帝王」レス・バクスターがプロデュースを手掛けた男女混声3人組ソフトロック・グループ「The Forum」67年唯一のアルバム。「The River Is Wide」、「Trip On Me」、「I'm Alright Now」等々、レス・バクスター版「ウォール・オブ・サウンド」とい…

Dion / You're Not Alone

60年代ホワイト・ドゥ・ワップの王者「ディオン」。60年代後半からはフォーキー系のSSWにシフト・チェンジしてこれまた多くの名作を残しています。このアルバムは71年のフォーキー・アルバムで、基本的にはディオンのアコギ弾き語りをベースに、味付け程度に…

The Luv'd Ones / Truth Gotta Stand

60年代に米東部を中心に活動した4人組女性ガレージバンド「ラヴド・ワンズ」。かなり骨太のガレージ・サウンドを聴かせる本格派ですが、さすがガールズポップの本場東部出身だけあって時折カワイイメロディがあったりして良い!シャングリラス、フェミニン・…

The Arrows featuring David Allen / Cycle-Delic Sounds

「ファズ・ギターのキング」ことデイヴィ・アランが68年に「Sidewalk」からリリースした「バイカー・ロック」名盤!60年代にUSで人気を博したワイルドかつルーディな「ガレージ系野良猫ロック」。このアルバムも全曲インストでデイヴィ・アランが最初から最…

Salt Water Taffy / Finders Keepers

ソルト・ウォーター・タフィが68年に「Buddah」からリリースした唯一のアルバムにして永遠のソフトロック・クラシック!このグループの素晴らしいところは、サンプルネタにもなった子供コーラスを大フューチャーした「Finders Keepers」や、掛け合いスキャッ…