The Lounge Lizards / S.T.(ハーレム・ノクターン)

ジョンとエヴァンのルーリー兄弟を中心に、アート・リンゼイ、スティーヴ・ピッコロ、アントン・フィアのリズム隊というニューヨークの先鋭5人が結成した「ラウンジ・リザーズ」81年にリリースした名盤ファースト・アルバム。当時は自ら「フェイク・ジャズ」を名乗り、ジャズとパンクを融合させた攻撃的なサウンドが世界に衝撃を与えた。ジョン・ルーリーのサックスがメインですが、何と言ってもアート・リンゼイのギターが聴きモノ!ほとんどノイズ〜SEとしての使用にも関わらずそれでも音楽的に聞こえるところはアート・リンゼイの天性の才という他ない。その「ネジレ具合」が「ニューウェーヴ」として捉えられがちですが、チャーリー・ヘイデンデイヴ・ホランドといった「ニューヨーク派」の延長線上にある当時最新型の「フリージャズ」グループと言っても良いかもしれない。今聴いてもそのサウンドは本当に斬新です!プロデュースはジャズ界の大御所テオ・マセロ。

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