Kurtis Blow / The Breaks

70年代後半よりそのムーヴメントが出てきた「ラップ」シーンで、初のメジャー・レーベルと契約したのがこのカーティス・ブロウ!80年に「Mercury」より「Cristmas Rappin'」でデビュー、同年この「The Breaks」でアルバム・デビューを飾った。後のラップの様な攻撃性やメッセージ性というものはここにはないですが、冒頭の「Rappin' Blow」や「The Breaks」を聴けば、80年の時点ですでに「ラップ」のスタイルが出来上がっているのが理解できます。サウンドもロックを軽くまぶしたファンキー・ディスコ・ビートで、どちらかと言えば「P-Funk」のムードに近い。日本では90年代に入り「フリーソウル」として再評価、MURO氏辺りも絶賛した名盤です!本国でもナダナフ、NAS、デフ・スクワッド辺りがカヴァーやサンプルとして使用。「オールド・スクール」のレジェンドとしてリスペクトを受け続けています。個人的には「80年代ブラック・ミュージック」の傑作としてオススメしたい名盤!


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