「遅れてきたソフトロック・グループ」カフ・リンクス70年セカンド・アルバム！トニー・バロウズやエジソン・ライトハウスといった「UKソフトロック」、「ハプニングス」や「トーケンズ」といったヴォーカル・グループ挙がりのソフトロック・グループと近似…

数あるソフトロック系グループの中でも、デニス・ヨストの大人っぽいヴォーカルとブルーアイド・ソウルっぽいちょっとした甘さが独特の存在感を醸し出していた「クラシックス・フォー」68年ファースト・アルバム！モンキーズ「デイドリーム・ビリーヴァー」…

ボン・ジョビ84年のファースト・アルバム。ハードなサウンドながらもキャッチーなリフと親しみやすいメロディで、大変聴きやすいアルバム。A3「She Don't Know Me（愛は蜃気楼）」は日米英でヒットしました。Side1 1. Runaway（夜明けのランナウェイ） 2. Ro…

アル・クーパー70年の2枚組み大作サード・アルバム。当時人気のブラス・ロック、サイケデリックから、フォーク、カントリー、ジャズ、ブルース、ゴスペルまで60年代を総括したかの様なバラエティに富む内容。当時の同名映画の主題曲として書かれた超ポップな…

「クロスビー・スティルス・ナッシュ＆ヤング」が事実上解散状態にあった71年にN.Y.フィルモア・イースト、シカゴ・オーデトリアム、L.A.ザ・フォーラムのライヴを収録した2枚組みアルバム。メンバー、お客さん同士の掛け合いも多く、和気あいあいとした雰囲…

US大手放送局「ABC」が「パートリッジ・ファミリーの二匹目のドジョウ」を狙ったキッズ向け番組「ブラディバンチ」。当時番組こそ当たらなかったものの、その後アメリカではマニアを中心に根強い人気を誇り、オリジナルのレコードはメチャ高値が付いています…

キャロル・キングと並び70年代アメリカを代表する女性シンガーソングライター、カーリー・サイモン75年初のベスト・アルバム！大ヒット曲「ノー・シークレッツ」をはじめ、アーシーなのに都会的な名曲全10曲！まさに「女性版ジェイムズ・テイラー」！Side1 1…

70年代後期に世界中の男性のハートを掴んだドラマ「チャーリーズ・エンジェル」。主役のサラ・フォーセット降板を受けて「妹役」として大抜擢、「第4のチャーリーズ・エンジェル」として大人気となったシェリル・ラッドが81年に名門「Capitol」からリリース…

80〜90年代スラッシュ・メタルの代表格「アンスラックス」。このアルバムはタイトル通りシングルのB面曲、ライヴ音源、カヴァー曲等をコンピルした企画盤ですが、パブリック・エネミー「Bring The Noise」、キッス「Parasite」、ベンチャーズ「Pipeline」カ…

74年の「C.S.N.&Y.」再結成計画が頓挫し、スティーヴン・スティルスとニール・ヤングに愛想をつかしたデヴィッド・クロスビーとグラハム・ナッシュがデュオとして再出発した75年の名盤「ウィンド・オン・ザ・ウォーター」！セールス的にも成功しツアーでも日…

日本の美少女アダルトアニメの草分けである「くりいむレモン」。84年からシリーズ化され2000年代まで数多くのアニメ作品、ゲームがリリースされていますが、初期の頃はレコードもリリースされておりこのアルバムは86年の第2弾。主役の「亜美」がアイドル歌手…

「ドラゴンボール」や戦闘ヒーローものの主題歌を数多く手掛けているアニソンの第一人者、影山ヒロノブが「Broadway」とバンド名義で88年にリリースした人気アニメ「聖闘士星矢」ヒット曲集第3弾！アニメの2代目オープニング・テーマ「ソルジャー・ドリーム…

大林宣彦監督製作の77年東宝映画「ハウス」のサウンドトラック・アルバム！音楽は小林亜星、ミッキー吉野、ゴダイゴ。ざっくり言えば主題歌とエンディング曲を小林亜星、劇伴サウンドトラックをミッキー吉野、演奏をゴダイゴが担当といった感じです。サント…

細野不二彦原作の83年ヒットアニメ「さすがの猿飛」サウンドトラック！康珍化＆小林泉美作詞曲によるオープニング＆エンディング曲｢恋の呪文はスキトキメトキス｣と「恋のB級アクション」は80年代アニメ史に残る超キャッチーな名曲でこれだけで「買い！」です…

言わずと知れた石森章太郎原作の名作SF漫画「サイボーグ009」、79年のテレビシリーズ第2作用に制作された、すぎやまこういち作曲によるサウンドトラック。オーケストラを起用したクラシカルなサントラで、アルバムは「交響組曲」として名付けられてリリース…

板橋しゅうほう原作で映画化された86年のハードSFアニメ「アイ・シティ」のサウンドトラック盤LP。音楽は数多くの歌謡曲、アニメ・サントラを手掛け、現在も劇場用「エヴァ」の音楽等、第一線で活躍している鷺巣詩郎が担当。当時流行が始まっていた「ヒップ…

キーボーディスト井上誠が中心になって70年代東宝怪獣映画の伊福部昭作品をカヴァーするシンセサイザー・カヴァー・プロジェクト「ゴジラ伝説」84年第2弾！第2弾は「空の大怪獣ラドン」、「地球防衛軍」、「大怪獣バラン」、「宇宙大戦争」、「海底軍艦」、…

手塚治虫の代表作「火の鳥」を78年に東宝が市川昆を監督に映画化。テーマ音楽をフランス音楽界の巨匠ミシェル・ルグランが担当。このレコードは「アルファレコード」が海外販売用に、同映画のテーマ曲とルグランのディスコ・メドレーをカップリングしたアル…

「ルパン三世」84年のテレビシリーズ第3弾のサウンドトラック集！音楽担当は大野雄二で、全篇ルパン・シリーズらしいちょっと洒落たクロスオーヴァー・ジャズ・サウンドを聴かせてくれます。中村祐介が歌う主題歌「セクシー・アドベンチャー」、ソニア・ロー…

「クラッシュ・ギャルズ」のライバルとして80年代に空前の「女子プロレス・ブーム」を巻き起こした「極悪同盟」首領ダンプ松本の86年6曲入りミニアルバム！44マグナム、坂本龍一、タケカワユキヒデ、白井良明等、豪華ミュージシャンが楽曲を提供しており、プ…

当時「ロックの貴公子」と称されたChar77年リリースのセカンド・アルバム。大ヒットしたギター弾き語り「気絶するほど悩ましい」ばかりが語られるアルバムですが、特筆したいのはそのバンド・サウンドの素晴らしさで、ソウル・ミュージックとブラジリアン・…

数多くの歌手に楽曲提供をしている音大出身の作編曲家、丹羽応樹（にわまさき）、79年に「キング」よりリリースしたソロ・アルバム「レディース・ホテル」。TBSのドラマ主題歌に使用された「恋路海岸」をはじめ、失恋した女の旅路を描く全10曲の物語、といっ…

「ブラッド・スウェット＆ティアーズ」や「シカゴ」、「サンタナ」の台頭で70年代初頭に日本でも大ブームとなった「ニュー・ロック」！ジャズやラテンとロックの融合をニュー・ロックとみなし、71年に「日本コロムビア」が企画した「見砂直照と東京キューバ…

「加山雄三とランチャーズ」66年のアルバム「恋は紅いバラ」。前年にベンチャーズが来日しており、日本が空前のエレキ・ギター・ブームに沸いている頃に制作されたアルバムだけあって、エレキを全面に出したガレージ・インストと英語詞で歌われるヴォーカル…

激レアなレコード会社「TDKレコード」から近藤正臣が83年にリリースしたアルバム「The Seduction」！独身のモテ男が日替わりで女と寝まくって捨てまくる…、という内容（笑）で、全体の雰囲気は寺尾聡辺りのAORサウンドと近似値。クニ河内＆チト河内「a.m.0:3…

越路吹雪70〜80年代に恒例となっていた「日生劇場秋のリサイタル」、72年9月3日公演を収録した2枚組みLP。彼女の代表曲と共に当時のヒット・ミュージカル「ジーザス・クライスト・スーパースター」や当時の欧州ヒット曲も織り交ぜた素晴らしいライヴ！ピアノ…

70年代ジャパニーズ・フォークの代表格「フォーク・クルセダーズ」のメンバーで、「あの素晴らしい愛をもう一度」や「戦争を知らない子供たち」をはじめ数多くの名作の歌詞を担当した北山修。このアルバムは71年に「EXPRESS」レーベルからリリースされたジロ…

鈴木慶一氏率いる「ムーンライダーズ」の前進バンドとして70年代後期に活動していた「はちみつぱい」の伝説的名盤ファーストアルバム「センチメンタル通り」！ザ・バンドや二ール・ヤング等、アメリカ70'sロックから影響を受けたジャパニーズ・ロック・バン…

アルバム1枚のみ発表して解散した「はちみつぱい」。01年に「ベルウッド」関連音源再発に併せて企画された20年の時を経てのセカンド・アルバムは72年から74年の間に収録された彼らの貴重なライヴを収録した編集盤。何といってもファーストの名曲「酔いどれダ…

細野晴臣、大瀧詠一、鈴木茂、松本隆による日本ロック界の礎を創った「はっぴいえんど」。彼らの貴重な未発表ライヴ音源をコンピルしたアルバム。デビュー前の「ロック叛乱祭」（1970年4月12日東京文京公会堂）をはじめ、「加橋かつみコンサート」（1971年4…